チームゼロ視点で思うこと

夫婦二人で子供を望んでいたある日“チームゼロ“と宣告。実子に対してなす術がない状況の視点から思うことをRadiotalkで語ったり、書いたりしています。

41.チームゼロだからこそ余計に感じる、腑に落ちない思い

今回はただただ愚痴を語っている配信です。

 

  

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#39.session22、私が繰り返し聞いている放送回について

2019年3月に放送されたある特集の回を、私はラジオクラウドでダウンロードしているので繰り返し聞いています。
その放送の紹介と、なぜ私の心に留まったのか、ということについて語ってみました。

 

 


以下は、収録後の自分なりの感想を書いております。

 

放送後期


私が心に留まったのは、3月29日放送の「吃音で伝えられないことの苦しさ、もどかしさとは?」という特集の回です。ゲストはライターの近藤雄生さんと、医師の菊池良和さんでした。

www.tbsradio.jp

 

近藤さんの本が出版されたということもあったので、この特集が組まれたのかもしれませんね。

本はこちら↓

 


チームゼロとは全く違う領域のことなんですが、共通性があったこと。

そして、荻上チキさんと、特に南部広美さんの”聞く姿勢”とか、理解しようとしている姿勢に私は救われたような気持になりました。

 

その救われた気持ちがあったからこそ、私も”知らない人にちょっとでもチームゼロの世界を知ってほしい”と思うようになりラジオトークで話し続けています。

 

session22はとても勉強になるので、これからも聞き続けようと思います。

 

そして、いつの日か・・・・、session22でチームゼロも取り上げられたらありがたい(過去にAIDの特集はやってくれたんですよ!)と思っております。

 

今日も聞いていただいてありがとうございました。

  

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#38.不妊治療にかかった”お金”の話

今回は私たちが不妊治療でどれだけお金がかかったのか、ということについて話してみました。

 

 


以下は、収録後の自分なりの感想を書いております。

 

放送後期



6年くらい前の金額になります。施設によって、また、自分たちの”優先順位”をどう考えるのかによっても金額はだいぶ変わってきます。

また、遠方での治療となれば、医療費だけではなく、交通費・宿泊費・その間の外食費もかかってきます。

水面下では新幹線通院、飛行機通院もあるのです。特にチームゼロは手術できる病院が限られているからこそ、住んでいる地域によってはこういう状況にもなったりします。

初診の時点で自分たち夫婦がタイミングだけで授かるのか、それとも体外受精・顕微授精まで治療が進んでいくのかも分かりません。だからこそ、夫婦で知識の足並みをそろえていかないと話がかみ合わないんですよね。

例えば夫婦のどちらかが現実的にこの状況を考えている一方で、そのパートナーがファンタジー(精神論)でこの状況を考えていたら話になりません。
また、個人の価値観も関係してきますでしょうから(いわゆる”自然に”とか”そこまでして”というような感覚がどれだけ自分の意識下にあるか)。


結局”自分たち夫婦の正解”を見つけていくのが(お互いにすり合わせていくのが)大変なんですよね。

あくまで私たちの場合は、ということでお金がどれくらいかかったかについて語ってみました。

聞いていただいてありがとうございました。

 

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#37.ラジオトークで話しながら意識している私の3本柱

ラジオトークで配信していく中でだんだん見えてきたことがあるので、整理する意味で話してみました。

 

 


以下は、収録後の自分なりの感想を書いております。

 

放送後期


3本柱とは、こちらです。

1.同じ状況を経験している人に存在を伝えたい。
2.自分のため。自分が言えなかったことを吐きだしたい。
3.まったくこの世界を知らない人に、こういう現実があると伝えたい。

 

1に関しては、一番初めの配信で語っています↓

2に関しては30回目の放送で話しています↓

自分のため、という視点はいかに継続していけるかを考えるうえでは大事なポイントかもしれないと思いました。

ラジオトークのシステムとか、雰囲気に助けられている部分はあります。なんとなくコソコソと言葉が残せる感じが私にとっては居心地がいいのかもしれません。

 

 

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今回の放送で中心的に話したかったのは3の部分です。

まったくこの世界を知らない人に、こういう現実があると伝えたいなと思っています。

 

特に思うのは、チームゼロでテレビ特集があったとしても”その後”が見えないということです。どんな思いでその後を過ごし、その先の選択をどんな気持ちで選んでいるのかが見えないんですよね。

その空白が埋められないままに、時折ニュースでAIDについて報道されたとする。

 

急にAIDという状況を耳にするからこそ、人によっては”何でそこまでするの?”となる。

私もこの世界を知らなかったら、当事者じゃなかったら、イメージは違っていたと思います。それがわかるからこそ、なんとかその”空白”を少しでもつなげられないかなと感じています。

 

私はその選択を選んだ当事者ではないですが、チームゼロの世界を知ったからこそ、その選択を選ぶ夫婦もいるんだろうなということはわかる気がします。この道が正しいとか、この道が間違っているとか私は言えません。ただ、それぞれ夫婦が悩みながら考えた先の選択を応援したい気持ちがあります。

 

人にはそれぞれの”当事者性”があります。それぞれの立場での”想い”があると思います。私が何か答えを持っているわけではありませんが、それぞれの”当事者だからこその思いと経験”を伝えあえれば見え方が何か変わるかもしれない。もちろん、変わるかどうかは人それぞれですが、想像の幅が広がるかもしれないとは思っています。

 

私は私の経験と観測範囲で知ったことしか語れませんが、私の立場から見えた景色をこれからも配信で伝えていければいいなと思っています。

 

聞いていただいてありがとうございました。

 

  

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#36.”自分が受け入れがたい現実を、受け入れようとする姿勢”について

せやろがいおじさんの、「せやろがいは伊藤詩織さんを支持する。その理由を話す。」という動画を見て、”自分の受け入れがたい現実を受け入れようとする姿勢”について思ったことを語りました。

 

動画はこちらです↓



YouTubeでせやろがいおじさんのテンションが変わるのは2:40からあたりですが、私が特に注目したのは16:40からの自分の内面を省みながら話しているところです。

 

※料理をしながら話しているのですが、途中でガチャガチャ音が入っております。

 


以下は、収録後の自分なりの感想を書いております。

 

放送後期

 

私は当事者ではないので想像することしかできないですが、男性側からすればチームゼロという現実はきっと受け入れがたい現実だと思います。

 

受け入れられるかどうか、というのは人によりますが、きっと目を背けたい(考えたくない)現実なのではないかと思います。

 

でも一番近くにいるパートナーからすれば、そこから逃げず向き合おうとする姿勢、その姿勢が見える瞬間があるからこそ、”自分も一緒に頑張ろう”って思えるきっかけになるんじゃないかな、と思います。

 

もちろんその先にどう思うか、実際の関係性がどう変わるか(変わらないか)はその夫婦(その人)によるとしか言えないんですけどね。

 

せめてせめて、”自分はまだ受け入れられないんだよね”とか”あの時は受け入れられなかったからあんな態度だったんだよね”ということを省みてパートナーに伝えられれば何かが変わるんじゃないかと・・・。

 

もし何かの分岐点があるのだとすれば、それは子供を授かるか授からないかだけではなく、向き合おうとする姿勢があるか、ないか(その時の自分を客観視してそのままの思いをパートナーに伝えられるか)も一つのポイントではないかと思って語ってみました。

 

聞いていただいてありがとうございました。

  

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#35.「生理ちゃん26(前編)」が卵子凍結についての回だった

たまたま昨日知ったので読んでみました。配信では思いっきりネタバレしております。
内容はこちらから読めますので気になる方はこちらからどうぞ↓

 

omocoro.jp

 

配信はこちらからどうぞ↓


以下は、収録後の自分なりの感想を書いております。

 

放送後期

 

生理ちゃんを読んでみて、この方の気持ちの揺れ動きがよくわかりました。私も20代の時はグルグル考えましたから。


私の時は時代的に(未婚の時に)卵子凍結というのは選択肢にはありませんでしたが、子供産めるのかな?子供に会えるかな?ということは考えていました。友達がお母さんになっていく姿を見るとなおさらそういう思いに突き動かされたりします。

だからこそ、生理ちゃんに出てきた25歳の女性の言葉がかっこよく聞こえる。そうだよね、って感化される。そういう気持ちになるだろうなとわかるわけで。。。

でも、自分の人生を自分で決めるって・・・・、できない場合もありますから。私はチームゼロを経験してそれを身をもって経験しました。七転八倒してのたうち回った時期がありますから。この事さえなければ・・・・、この事さえなければ・・・・って何度も何度も考えました。

だからこそ、卵子凍結を考える場合は”そういう場合もあるんだ”と一瞬でも考える機会があるといいなと思って話をしました。


チームゼロもあると想定した上で、それでも私は将来のために卵子凍結したい!と思うのであればそれはそれでその人の選択だと思います。私は、選択することの是非を問いたいわけではなく、考える時に一瞬でも現実的にチームゼロもあると頭をよぎるといいなと思って話しました。

 

”結婚してその後、凍結していた卵子を使って顕微授精したけれど授からなかった”ということは想像できても、

”結婚してその後、相手がチームゼロだったから顕微授精にすら進めず凍結していた卵子を使う機会がなかった”ということは想像できるかな?って思って。私の20代の頃を振り返れば、こういうストーリーは自分では想像できませんでした。だからこそ話をしました。

前回で卵子凍結については言い切ったと思ったのですが、思わず私も漫画に感化されてまたまた語ってしまいました。

生理ちゃんの後編がどのように着地するのか、注目していきたいと思います。

聞いていただいてありがとうございました。


 

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#34.卵子凍結について

今回は卵子凍結について私が思うことを語ってみました。


以下は、収録後の自分なりの感想を書いております。

 

放送後期

 

卵子凍結のニュースを時折見るのですが、私がそのたびに頭をよぎるのは”チームゼロの場合もあるって想定してるかな?”ということです。


自分自身が未婚の時を振り返ると、自分ではそういうところまでは想定できなかったですし、なおかつ提供する施設でも”100人に1人はチームゼロです”と説明しているのかな?、と考えてしまいます。

 

放送で話した、千葉県浦安市の助成。終了した時のニュース記事はこちらです↓

 

www.asahi.com

 

対象は市内に住む20~34歳の女性。採卵のリスクなどについての説明会への参加を条件として、3年間で30人を目標に計9千万円を同病院に助成。

 

↑この時の説明会で、男性不妊のこと、チームゼロのことまで話したのかな?って考えてしまうんですよね。

 

想定していたとしてもこの事実は衝撃です。身をもって経験したので。
そうであるからこそ、1ミリも想定してなかったら、私は衝撃度・受容度・理解度に影響するんじゃないかなと思って。

 

子供を授かるかって、女性だけの(卵子だけの)問題じゃないですから。
でも産む側の性が女性側だからこそ女性側ばかりがクローズアップされやすいんですよね。こういう背景があるからこそ、私は男性不妊というかチームゼロの場合もあるよ!ってしつこいくらいに言っていきたいと思ってます。

 

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